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2017-04

「食べる〜〜!」 - 2017.04.17 Mon




母。
食事をする時以外は、ほとんど寝てばかりになりました。
もう、座っている時も、身体をまっすぐに支えていられるのは、せいぜい30分くらい。
体調によっては、それもままなりません。

それでも「食いしん坊」ぶりは健在で、「ごはん、食べる?」と聞くと、「食べる!」と答えます。
「食べない」「食べたくない」とは、言いません。
熱があっても、意識がもうろうとしていても、「た・べ・る〜〜!」という言葉がかえってきます。(笑)

口に入れたものを、嚥下できないこともあります。
それでも、ほおばり続けて、気がつくと、”冬眠前のリス状態に成り果てて、放心状態に陥っていることも…。

「食べること」イクオール、「生きること」なんでしょうね。

そろそろ、食事に介助が必要になってきました。
お昼頃まで寝ていることが普通になって、一日2食の生活が基本になってきました。
”何が食べたいか”ということより、”何が食べられるか”ということを考えます。

ここからが、介護の本番。そんな気がします。



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御御渡り。 - 2016.12.11 Sun



短髪にして初めて分かったことですが、母の”つむじ”は、実に摩訶不思議な形状をしておりまして…。
寝てる時間が長いことも原因なのか、後頭部の髪の毛は脳天に向かって生えております。
美容師さんが、一瞬、絶句します。

それでも、散髪直後は、それなりに普通の髪型をしております。
ところが、しばらく経つと、脳天に伸びた髪が、ほれ、こんな風にそそり立って、ほとんとキューピーさん。横向きモヒカン。頭頂の『御御渡り』とでも言いますか。こんな風になってしまうんですよ。ハッハッハ!

でも、問題はそこだけなので、出っ張り部分だけを、私めがチョンチョンと切ってやります。
プロと同じという訳にはゆきません。どうも、そっちの方の素養はあまりないようで…。

IMG_8257.jpg

このあたりが、限界。ガタガタだけど、あのままよりはマシでしょ、なあ、おっ母さん!



その後の100歳。 - 2016.11.14 Mon



まあ、それなりに…。つつがなく…。

とにかく良く食べます。元気です。いつも通りの毎日をすごしています。ただ…。

ある時期から、ほとんと立つことができなくなって、ベッドから車いすに移動させることが、難しくなってきました。
(良く食べる分、体重も増えたかもしれません。)
ベッド→→車椅子の移動を、塩ビのボードを利用して、スライドさせる方法にしました。

車いすを変えました。(↓)

その為に、この「アームが跳ね上げ式」の車椅子が必要なんですね。

IMG_8163.jpg IMG_8164.jpg


ところが・ところが…。
簡単に考えていたら、こいつが、思いのほか難しくて…。
自分の身体を支えることができない”ナマコ状態”の母を、片方の手で支えながらの一連の作業は、慣れないこともあり、容易なこっちゃゴザイマセンのよ!(笑)介護する人が、もう一人いると、ラクなんですけどねえ。
使い方を教えてくれるのは、レンタル会社の担当スタッフ君。若い男性である上に、長身で、おまけにこの手の器具の扱いになれている。まずは見本を見せてくれるんですが、彼がやると、実にスムースなのに、私がやると、うまく出来ない。なんとかなるだろうと、たかをくくったものの、ひとりになった途端に、練習の時よりも、モタモタ・グダグダの体たらく。電話で心配してくれる例のスタッフ君に、思わず”泣き”を入れる。(笑)スタッフ君、とても気にかけてくれていて、慣れるまで何度でも伺いますからと、嬉しいことを言ってくれるのですが、こればっかりは、『習うより慣れよ!』…は〜い、分かっているんです。
まあ、今のところ、大汗、ひや汗をかきながら、古今奮闘の日々です。

でも、初日よりは慣れてきました! 100点満点の70点ってとこかなあ?



銀 杯 - 2016.10.01 Sat




噂の「銀杯」が届きました。

内閣総理大臣・安倍晋三氏の名で、満100歳になった高齢者に贈られる、記念の品だそうです。
市長と、市の福祉課のスタッフさんが、デジカメを手に弊宅に来てくれました。
銀杯そのものは、なかなかに奇麗なものです。昔は本当の銀製品だったという話ですが、ここへきて銀メッキになったとか、ならないとか。当方、換金するつもりもなし。どちらでもヨゴザンス!

IMG_8087.jpg IMG_8085.jpg

もっとも、肝心の母は、いったい何が起っているのか、最後までキョトンとした表情のままでした。
母もそうなら、授与式と称して我が家に来てくれた市長の方も、さすがに100歳・認知症の超高齢者と、どう接して良いのか勝手が分からないといった風情で、まあ、ほんの数分の滞在時間ということもあり、苦笑い・作り笑い・会話がなくなるシラ〜ッとした瞬間。不思議な時間と空間を体験させてもらいました。(笑)

IMG_8088.jpg

これはこれで良しとしましょう。素直に喜ぶと致しましょう。

そして、ご一行さまがお帰りになったその瞬間から、私たちには、普段通りの時間が戻ります。
何が変わるということもありません。

それはそれで、ウン…。良しといたしましょう。


100歳! - 2016.09.16 Fri



きのう。9月15日。母、100歳になりました。


少し前までは、大げさでなくても、何かしらのイベントをと考えてもいたんですが、結局のところ、何事もなく、あっけらかんと、普段どおりの一日が過ぎて行きました。 ゲ・ン・ジ・ツ・ハ・コ・ン・ナ・モ・ノ・ダ!

言い訳。

母が88歳になった時、(喜寿のお祝い)親しくして頂いてるご近所さんに、お赤飯を配ったんです。そうしたらば、やれご祝儀だ、お花のプレゼントだのと、かえって先方に気を使わせることになってしまって、私、おおいに反省をいたしました。内輪の些細なイベントに、他人さまを巻き込むのは、良くない。

今の母には、普段どおりが一番!

外出も、いよいよシンドクなってきましたし、食べられないものも出てきましたし。
第一、何をお祝いしているのか、当の本人が分からない。おまけに、すべてのことを瞬時に忘れてしまう。(笑)

好きなだけ寝かせて、いつもの通りにごはんを食べて、夕飯時に、小さなケーキをひとつだけ買ってきました。

そうそう。そのケーキ屋さんで。
いつも買う、数字型のロウソクをレジに持って行くと、”その数”に気がついてくれた店員さんが、「え、100歳なんですか? お元気なんですか? それはおめでとうございます。」と声をかけて下さいました。
こういうのって、うれしい。私の誕生日ではないんだけれど、何やら誇らしい!

なにはともあれ、おっ母さん。おめでとネ!




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Author:ふりかけ屋
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茨城県在住。女性。いたって健康。ちょっと太め。
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