三面鏡 - 2012.08.17 Fri
玄関を出た瞬間は、少し“ひんやり”するんですが、5分も歩くと、もういけません! 汗がにじみます。10分後には、流れ落ちています。
まあ、私は極端な汗っかきではありますが.....。
●目覚ましを落っことして、壊しちゃいました。
一見、なんともなさそうなんですが、時間を合わせようとすると、長針がひと廻りする間に、短針が2時間分くらい動いちゃって......、つまり、時間が合わせられないんですもん。ま、所詮安物だ。また、安物を買うさ...と、ニトリへ出かけ、一番シンプルで、一番安い目覚まし時計、ゲットしてまいりました。
●車椅子を押しながら、店内を一巡りしておりましたら、ある場所で母が嬉しそうな声をあげました。
「あら、これ、安いねえ!」 指を指すのは、小さな三面鏡。プラスチック製で、どこにでもあるシロモノです。ニトリさんなので、シンプルに品良くデザインされてはおりますが....。ちなみにお値段1400円。最近、どこへ連れて行っても、「欲しい。」と言わなくなった母が、珍しく、「欲しい!」と目を輝かせました。
●家に戻って、箱から出して目の前に置いてあげたら、母は、「ワア〜〜ッ!」声を弾ませ、手をたたきました。
ニトリに立ち寄ったことも、鏡を買ったことも、とっくに忘れています。
「良いねえ〜! これ、高かったろう?」「うん、高かったよ。(笑)だから、大事に使おうね。」
●手元にあったヘアブラシを手に、早速、髪をとかし始めた母を見て、いくつになっても、女は女なんだなあと、しみじみ思ったことでした。
(↑その時のものではありませんが、まあ、こんな顔でした。)
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