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2017-04

薬は怖い! - 2012.11.07 Wed





母のその後を、少し......。

ベッドが入ったその日、お薬のせいもあったのでしょうか、母は、泥のように眠りました。
時々、息をしていることを確認したくなるほど、昏々と寝続けました。
もともと、風邪による高熱がもとで、転倒。圧迫骨折の憂き目にあった訳ですから、病院では整形外科と内科の両方を受診し、ですから、お薬も両方から......。
今にして思えば、風邪薬にしろ、痛み止めにしろ、言葉は悪いけれど、麻薬のように脳神経を麻痺させる作用がある訳ですよね。眠くなったり、痛みを感じなくなったり.....。

翌日、そして翌々日の夜。ひとりでは用を足せない母を思って、リビングに布団を敷いて寝ておりました。
今年の始め、肺炎で入院した時もそうでしたが、突然、大きな声で喋り出すんです。寝言です。普段の会話よりもハッキリとした声...。夜中のことですから、それがよけいに響くんですねえ。ビックリしますよ。
延々と喋り続け、時折、私の名前を呼びます。時には10分おきに......。もっと短い間隔の時もあります。
寝言だと思って、無視しようとしていると、ベッドの上に上体を起こそうとしている母が見える....。トイレかと思うと、「もう家に帰る時間だろ?」「眼鏡がない。」「タビがない...!」訳の分からないことを言い始める。
私を「マサコさ〜ん! マサコさ〜ん!」と、亡くなった叔母の名前で呼ぶ。 やれ、ネズミがいた、とか、赤い毛の猫がいるとか、鳥がいるとか、.....幻覚も見えるようです。
翌朝の食卓には、甥っ子や、マサコさんがいるらしく、声をかけています。「わかこ(←私)は、今日はどこに泊まるの?」「泊まっていけば良いじゃない。」....そして、突然の高笑い!  正直、不気味です。

こういった症状。初めてではありません。過去に何年も経験してきたことです。
ですから、またか、と思うだけで、驚きゃしないんですよ。でも、ここへ来て、やっとそれも治まっていたものでショックはショックでした。おそらく、薬のせいだなあと思う訳です。

ベッドに寝ていることで、ここがどこだかわからない。入院しているのだと思ってしまったり、手術を控えてるんだと思ったり.....。なまじ、色んな人が見えるもので、「あら、◯◯はどこに行ったの?」と聞いてくるし。仮に、こんこんと言い聞かせて、そうではないんだと得心したとして、次の瞬間には忘れてしまうのが認知症。
そういうことが、夜中に延々と続く訳です。

さすがに睡眠不足になり、気持ち的にも疲れてきましたねえ。
で、痛み止めのくすりをぜ〜んぶ、止めてみた。効果はてきめん。2日ほどで、普段の状態にもどりました。
ただ、今度は、下肢に走る激痛に顔をゆがめるし、声を出すし.....。そうなると、目の前のポータブルトイレまでの一歩、2歩が、どうにもならない。私も大変だけれど、本人はもっと大変な訳で...。先が思いやられました。

いろいろ、いろ.....とありましたけれど。

実は、昨日、母はデイサービスにでかけました。
ケアマネさんや、デイのスタッフの方からの声かけもあって、お言葉に甘えてみるか、と思いました。母は、もう、随分とお風呂にも入っていないし、家にいたところで、私が四六時中側にいられる訳でもない。そんな時に、立ち上がろうとして、またぞろ転んだんでは、泣きっ面にハチというものです。(実は、すでに翌日に、再度転んで尻餅をついたんです。)

部屋の中の移動は、自前の車椅子。玄関先でデイの車椅子に乗り換えて、後は基本的に車椅子のみの一日になるのですが、母は、夕方5時まで持ちこたえました。(設備の整ったデイのお風呂で、久しぶりにサッパリとさせてもらえました。)
それにしても、介護士の方たちのノウハウというものは、さすがなものですね。玄関の上がり框を、車椅子に乗せたまま、後ろ向きに下ろすやり方なんぞ、シロウトの私には、考えもつかないことでした。

まあまあ、そんなこんなの今日このごろです。
一旦止めた痛み止めのお薬、量を加減してまた服用させてます。今の所、最初のような“極端な症状”は出ておりません。1か月くらいで、痛みは治まるという言葉を信じて、もうしばらく、体力勝負でガンバルしかありませんね。やれやれ。



IMG_1963.jpg



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Re: そうでしたか。


> 小松さん。
>
> それは大変でしたね。ブログをやっていてありがたいのは、同じような経験をなさった方から、同様のコメントを頂けることです。自分だけじゃないんだって思えることは、心丈夫で、何よりありがたいことです。
>
> 母ですが、圧迫骨折したのは、背骨のどこか...だったはずなのですが、こちらの方は痛いといいません。???
> 右足の太ももから大腿部にかけてが痛いというのですが、お医者さんは、このあたりに異常があるとは言ってなかった。...いったい何なんだろう??
>
> 小松さんは、今介護のお仕事ですか? 大変なお仕事ですね。実際頭が下がります。プロの仕事ってやっぱりスゴイ!何か起こる度に、そう思います。そして、ありがたいです。
> どうぞ、頑張ってくださいませね。お母さまから授かった「財産」。どうぞ、たくさんの人に役立ててください! コメント、ありがとうございました。 

睡眠不足はいくらか軽減しましたか?

デイサービスに行けたなんてびっくりです。
きっとシフトなしの24時間勤務のふりかけ屋さんの努力の結果だと思います。
ちょっとほっとしました。

気分がラクになりました。

ジャスミンさん。

そうなんですよ〜〜! 私自身もビックリしてます。つまり.....、介護のプロ集団にとっては、“歩けない”などというのは、障害の程度としては、さほどやっかなものでもない。というカンジです。

だって、デイサービスには、ずっと車椅子の人とか、しゃべれない人とか、中には、ベッドに横になったままの人だっているんですもの。障害の程度によって、施設を分けてはありますが、そこをちゃんと介護して初めてプロ....ということなんでしょうね。頼もしい限りです。

当日、乗用車で迎えにきて下さったのは、女性ひとりでした。女性ひとりで大丈夫なのかなと、心配になったんですが、↑なんということもなく、車椅子を乗り換えさせ、車の後部座席に導入してくれました。それはそれは、お見事でした!

寝不足。お陰さまで、夕べは母の寝言もほとんど無く、(熟睡したのでしょう)起きてわがままを言うこともなく、私もぐっすりやすめました。まだ、ちょっと、疲れが残っている気はしますが、な〜に、この分で行けば、定期的に息抜きもできそうだし、救われた気分ですよ〜〜!

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ありがたい時代です。


小松さん。

今さらながら、介護保険のありがたみを実感しております。それと介護士さんたちの存在も、頼もしい限りです。自分ひとりで抱えこむつもりなんてありません。プロや公や、ご近所さんにも、大いに迷惑をかけてしまおうと思っております。それでなんとか、ここまで来たかんじ...ですもの。一人じゃ、無理ですって。

今回のことに関して言うなら、ひとつには、母本人が、苦痛であるならば、デイサービスはお休みしなくちゃ、という心づもりがありました。でも、案ずるよりなんとやら.....。少しばかり苦痛が伴ったとしても、気分的にハイになったり、ストレス解消になることがあったり、良いことの方が多いなということも感じましたね。

そっか。介護用品、進歩しているんですねえ。おまけに、1割負担の安価な値段でレンタルできるんですから、ありがたいです。ベッドなんて、その日のうちに届きましたしねえ。

少しほっとなされて良かったです!
一人では本当に大変かと思います・・・デイサービスに行かれたことはビッツクリしましたが、
プロはプロですね~疲れて倒れないようにワカチャン・・・気をつけてね!

ありがとう ございます!

にゃーさん。

偉そうなことを言っても、こちとら、本格的な介護をやった経験がないから、無駄な動きをしたり、やってはいけない体勢になってしまったり、結局、にわか腰痛持ちになってしまっておりますわ。トホホ。
でも、デイで受け入れてくださるので、せいぜい身体を休めようと思っています。

私は、おそらく倒れないと....(下半身デブの体型から)思います〜〜! 1回くらい、倒れて、廻りを慌てさせてみたいと思うこともあるんですけどね、どういう訳か、倒れない!(笑)

ディサービス☆

骨折から寝たきり なんて事にならなくて なによりです。
娘は、これまで勤務していたグループホームを営む会社を離れ、
今月半ばから 再就職先で ディサービスに携わることになりました。
12月から受け入れを開始する 新規の営業所です。

ところで、並木の画像は モミジバ楓(モミジバフウ)でしょうか。
近所の女子大の校門脇に 丁度いい頃合いに色づいた木(おそらく モミジバ楓かと)が
あるので、通りがかりにケータイで撮ってみたのですが、外は明るくて液晶が全く見えず
せっかく撮ったけど 使い物になる様な絵ではありませんでした。残念 (-_-)

おそらく、モミジバ楓

mayumさん。

何はともあれ、お嬢さんの、新しい門出に、拍手! 新規のデイサービスとなると、色々大変そうだけど、やりがいもありそう.....。頑張ってください。(....と、お伝えください。)

寝たきりにならないように...とは思っていますが、痛みが完全にとれる1月先にどうなっているか?
今は、痛いので無理はできない。→じっとしていることを余儀なくされる。→筋肉がますます落ちて行く。
安心はしていられません。

写真の並木。つくばに続くR408です。 楓は楓...ですね。カナダの国旗の形をした葉っぱです。
急ぎ『モミジバ楓』の画像を検索してみました。おそらく、コレだと思います。全部色づくと、絶景です。
つくばは、人工的な街のつくりで、風情がないという人もいますが、四季折々に楽しめる自然もあって、私は結構好きですね。

大変 紛らわしいのですが...

フウとカエデは漢字で書くと 両方とも「楓」なんですが、
方やマンサク科 方やカエデ科 なんですってぇ〜〜 v-16

私は グループホームというのは 必要となさる方にとっては
とてもいい施設だと思うのですが、結局 終の棲家とはならない場合が多いので
(医療行為が出来ないので 治療が必要な症状だと 出ていくことになります)、
そんな事も 色々考え合わせての決断であったようです。

> 筋肉の衰え...
そこに関しては ホント ベッドに横になる状態が続くと 顕著であろうかと思います。
うちの父も、二階の寝室を使うの止め 階下に介護用ベッドを置きましたので、
テレビを観るのもベッドの上だし、元々 近所のスーパーへ行くのも車を使う人でしたから
階段の上がり下りどころか 全然歩かないのじゃないかしら... と。
ただ、写真を撮りに外へ行きたい気だけは満々で、気力だけは衰えていない様なのですが...。

おつかれさまです。

大変でしたね。まずは、回復に向かっているようで一安心。

考えると高齢化がすすむ日本はデイサービスなんかの介護環境の整備は最優先事項だよね。
いずれは誰もが通る道なんだし。

落ち着いたら忘年会しましょう。

金さんこそ、大丈夫?

金さん。

風邪...、どうですかい? 少しは良くなりました? 疲れが溜まったんだねえ。身体、休めましょ。
『明日できることを、今日やる必要は、ないっ!』の精神で、怠惰に行きましょ。

母のこと。ありがとうございます。こちらも少し、慣れてきました。
べっド以外にも、色々レンタルさせてもらって、私は大分ラクになりました。もっとも、母の痛みは、相変わらずで、こちらは、もう少し気長に待たなくてはいけないようです。

晴れて、外に出られるようになったら、やりましょうぜ! 忘年会。 金さんと飲みたいなあ〜〜!

痛みさえとれれば....。

mayumiさん。

グループホーム、って、医療行為ができないんですね。うん。言われてみれば、そうだ。
お向かいさんのご主人、不治の病で9年間入院されてたんですが、普段は、いわゆる介護施設みたいな病棟にいて、すわ、容態が変わると、別病棟に移動して、やっと医療行為が受けられる。渡り廊下でつながっているのに、不自由なものだなあと思ったことがありましたわ。
いずれにしろ、お嬢さんには、がんばって欲しいですねえ。

母の場合、横になっていることは、あまり好きではないらしく、朝から夕方まで、一応椅子に座っていることが多いです。寝ているよりかはまし、だろうと思うものの、歩く訳でもなし。時期をみて、訓練しないとまったく自力で歩けなくなる可能性もあると思っています。今でも、車椅子に依存しておりますので、あまり過度の期待はできませんが、せめて、ひとりでトイレの用を足せる所までは.....。(祈)

お大事に❤

その後、お母様の痛みはいかがでしょうか?
少しでも痛みがなくなっていること願っています。
どこで福祉サービスを利用するかって、これから我が家の課題になってくる気がします。
ふりかけ屋さんはいろいろと上手に利用されているので
「任せる」コツのようなものをつかまれましたか?

それにしても、good morning sun-shineの写真は綺麗ですね~。
なんだか、レコードのジャケットみたいで、曲が流れてきそうです。

痛み。

ありりんさん。

母の下肢の痛みですが、あまり変わらないんです。ひょっとしたら、痛みが増しているんじゃないかと思う瞬間もありまして、実は昨日、もう一度病院へ行ってきたところです。

腰の方は、ほとんど痛いといいません。それよりも、右足の付け根。股関節が猛烈に痛いと訴えます。
レントゲンには映らない、骨の内部の方で骨折している可能性がある、ということでした。おそらく間違いないと思います。転倒した後の老人には、よくある症状だそうです。
暫くは、養生しないと、そのヒビが大きくなって、完全な骨折...ということにもなりかねないと、脅かされてきました。あと1週間が、山みたいです。

>どこで福祉サービスを利用するか

これは、簡単です。ケアマネージャーという人たちが、それこそ、諸々の法的な手続きから、介護施設、介護用品、その他、あらゆる相談に応じてくれます。かかりつけのお医者さんならぬ、かかりつけのケアマネさん、というのを、まずは、決めるんです。で、どうやって、ケアマネさんを決めるか....? てっとり早いのは、市の福祉課に行って、相談をする。すべては、ここから始まる...と思ってください。
でも、ありりんさんのお母さまは、まだまだお元気そうですから、当分先のことでしょうけどね。

あ、写真のことですけど。 ありがとうございます。
これね、スマホで撮った写真を、一日1枚づつアップして行くっていうアプリがあるんですよ。MY356とかいう...。それに使った写真です。いっぱいありますから、おいおいブログにもアップしますかねえ。

大変でしょうが

いろいろなことが次から次へと起こってきますし、状況も変わってくると思いますがまだディサービスに行ける段階ですからいいほうかも
母は結核のほうも完治して元の施設に入っていますが食事は鼻からチューブでとっていてただただベッドに横たわるだけの毎日です
たまにしかいけないのですが話しかけてもしゃべれないし目をつぶることが多く張り合いがないこと・・・
先日一時間だけ家に戻りましたが全く覚えていなかったと聞いてがっくり!
こんな毎日を送っていて本当はどうおもっているのだろうかとせつなくなります
今のうちにいっぱいお話ししておいてください

つらいですねえ。

kokiさん。

お母さまのその後が、気になっていたのですが。

そうですか。つらい状況ですね。見ている家族の方が、辛いし、切ないかもしれませんね。
お母さまは、きっと、夢の中で、若い時の自分に戻って、楽しんでいらっしゃいますよ。苦しみを感じないのであれば、それはそれで良し...と、思うことにしましょうよ、kokiさん。

先日の再診で、お医者さまは、「デイサービスは、しばらくはお休みだな。」と、おっしゃいました。
でも、私、....行かせてます。お医者さまと言えども、介護の現場を、熟知している訳ではない(と思いました。)こちらの状況をふまえて、総力をあげて、配慮に配慮を重ねたケアをしてもらっています。うちにいて、私ひとりが、中途半端なサポートをするよりも、本人だってはるかにラクチンははずなんですもの。

おっしゃる通り、母は、まだまだ、恵まれていると思います。


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